最近行ってきたツーリングのお話し。
以前現地採用だった頃、週末の休みと有給休暇を使いカワサキのベルシスというバイクでバンコクからチェンマイ→ドイ・アンカン→パーイ→メーホンソン→メーソット→バンコクという約2000キロを超えるコースでツーリングをしました。
確か1週間近くウロウロとしていたと思います。
起業をし、運営を一人でしている今ではそんな贅沢な時間の使い方は出来るはずもありません。
しかし雨季が終わった11月から来年2月頃まではタイでは気温も下がり、特に山に囲まれたタイの北部は最高のツーリングの季節となるのです。
計画に計画を重ね、数か月前からホームページ上で3日間の休みを告知して、(無理矢理)時間を作ったのでした。
たった3日間の移動でこんなに荷物が多い理由。
それはドローンを持っていくのでパニアケース1個丸々使えなくなってしまうため。
タイ人奥様は前日にお供え用?の花飾りを買い、バイクに無事故で、、、とお祈りをしていました。
ただ、困った事にバンコクからチェンマイ市内までの移動700キロで1日が終わってしまいます。
そして戻りのチャンマイからバンコクまでも再度1日を費やす。
これでは折角3日間の休みも実質バンコク・北部間の移動で終わってしまうのです。
困ったなぁ。
本当に困った。
お金がかかりますが、苦肉の策として選んだのはこの方法でした。
トラックに積んで持って行ってもらおう^^;
ここはバンコクとチェンマイのみを往復している業者で、他の荷物と一緒にバイクを載せてもらう事ができ、更に価格も4000バーツ~4500バーツ(片道)と他のバイク専用運搬業者に比べて半額程。
そして私はエアエジアの飛行機でチェンマイに飛んだのでした。
休みが始まる前日の夕方にチェンマイに到着し、ホテルにチェックイン、バイクの到着を待ちます。
来ました!
小さなトラックに積み替えてホテルまで持って来てくれました。
愛しのバイク。
さて、今夜は徒歩で夜のチェンマイを探索に!!
と、言いたいところですが、前乗りですのでまだ今日は休みではありません。
お客様からのメールが結構来ているので持って来たPCを使いホテルの部屋で仕事。
バイクの振動でも壊れないように。
プチプチでグルグルに巻いてPCを持ってきたのです。。。だから更に荷物が多かったのです。
仕事も一区切りつき、チェンマイ・居酒屋でヒットした日本料理居酒屋でお食事を。
チェンマイに来てまで日本料理?
はい!
私タイ料理もう飽き飽きなんですよ!
チェンマイでは地元密着の人気店なんでしょうか?
結構なお客様(常連さんっぽい)が入っていました。
ボトルキープも沢山あり。
手頃な一品料理も沢山。
酒がすすむ~。 と言いたいところですが、翌日は朝からツーリングを楽しみたいので、直ぐに退散。
久しぶりにトゥクトゥクに乗りました。
さて、肝心のコースなのですが、まだ迷っていたのです。
① チェンマイを起点とし、周辺を一周して再度飛行機で帰る。
② チェンマイから南下してバンコクまで帰る
本当に出発まで決め切れず。
結局ホテルを出てガソリンスタンドで給油中に決定しました。
まさかの予定になかった上から路線。
1日目チェンマイ→パーイ→メーホンソン→メーサリアン。
結局昔走った同じコースですので、その時の記憶を辿る道順となりました。
山道が激しく、楽しいながらもかなり疲れた記憶があります。
天気も良く、気温も汗をかくほどでもなく。
ドローンで一人で撮影してみたり。
見渡す限り山・山・山。
なんて気持ちがよいのでしょうか。
日々のストレスも一気に山に吸い込まれて無くなってしまいます。
ツーリングシーズンですので、他のバイカー達とも沢山出会い一緒に記念撮影をしてみたり。
レトロな外車で走る外国人の集団達。 かなりの台数でしたが、わざわざ海外から持って来たのでしょうか?
こんな場所にも寄り道しました。
数年前にニュースになり、それから知名度が上がったこのSu Tong Pae Bridgeという場所。
確かお祭りか何かの行事で、重量オーバーで竹で作られた橋が崩落。
村人やお坊さん達で修復。
また、ここを舞台にした映画も作成されたので更に有名になったんだと思います。
村へと続く田んぼに囲まれた橋。
朝霧の中、遠くから行列して歩いてくる托鉢のお坊さんがまた幻想的だそうです。
この場所の写真はここで見れますので是非。
そしてここにあったお寺に入り、日本でいう絵馬のようなものを購入。
これに願い事を書き。
沢山ある小さな仏像が飾られている建物の屋根にくくりつけます。
いつの日か来た時に再度見るけられる場所に。。。(覚えてられるかな)
入口にあったモニュメント。 なんでしょうか?
これが入口の駐車場。
走っていると、「あ、ここ前も走ったな」 と古い記憶が戻ってきます。
しかし時代が過ぎていますので面影を残しながらも昔のままではありません。
山道にあった小さな小さなカフェ。 昔はこんな感じでした。
その時は炭火で焼いたパンをサービスで出してくれました。
ボロボロのコーヒーショップですが何とも言えない味があって強く記憶に残っています。
はにかむオーナーのおばあちゃんの孫?
そして数年たった今回はすっかり建物も綺麗になり。
サービスのパンもお茶と焼いた豆になっていました。
ポップコーンになる寸前の豆みたいな感じ。
(写真の奥)あの女の子も大人の女性になり、忙しそうにコーヒーを作っていました。
しかし全てがコンクリートになっていましたが、
炭火の暖かさは当時のまま。
懐かしさを噛みしめながら、先に進みます。
つづく・・・・・