息子が象に乗りたい、と言うので久しぶりにアユタヤに行って来ました。
都レンタカーを利用されるお客様にもよく聞かれる事があります。
「アユタヤの象乗りは2ヵ所ありますが、どちらがいいのでしょうか?」
そうなんです。 アユタヤには2ヵ所あるのでどっちに行けばよいかよっと迷いますよね。
① 1ヵ所目はエレファントビレッジと呼ばれている場所。
ここはアユタヤ水上マーケットに隣接していますので1回の訪問で2度楽しめる場所。
ご予約の際は「水上マーケットの場所の象乗り」とでも言って下さい。
② もう1ヵ所はエレファントキャンプと呼ばれている場所。
ここは有名なワット・プラ・シーサンペットというアユタヤ王の遺骨を納めた遺跡に隣接しています。
ご予約の際は「ワット・プラ・シーサンペットの象乗り」とでも言って下さい。
かなり前に②は行ったので、今回は初の水上マーケット横の象乗りに。
観光地には必ずいる羊さん。 そして羊さんへのミルクやり。(1回20バーツ)
ほんと、何故かどこの観光地にもいますよね。
妊婦の奥様もゆっくり歩いて観光中。
これはアマゾンにいる魚らしく、息子の2倍ぐらいの大きでした。
この巨大魚に小さなサカナの頭を糸でくくりつけた手作り感溢れる竿を垂らします。
水面に近づくと、ガバ!!!という音と共に一気に飛び出て来た巨大魚に一瞬で餌がとられて終了。(1回20バーツ)
静まった水面から大きな音が一瞬鳴るので、こちらもビク!っとします。 まあその一瞬に20バーツを出すかどうかはお客様次第。
次は鯉に餌やり。
餌入りの水が入った哺乳瓶をこれもまた手作り感溢れる竿にくくりつけて垂らします。
鯉たちはウマウマと飲んでくれるだけですが、子供には楽しいようでした。
次は象さんへの餌やり。
カゴに入ったキュウリなど野菜を与えます(1カゴ20バーツ)
お次はメインの象乗りですが、本当に私はタイの観光地には飽き飽きなんです。
というのも、外国人価格とタイ人価格があり、しかもまたその表示価格から交渉という、タイに初めて来た人には楽しい工程も私からすれば面倒で面倒で仕方がない。
今回も30分1000バーツ(1人あたり)と書いてあったのですが、奥様が交渉しまくりやっと20分400バーツ(1人)。 息子と2人で乗るので2人800バーツ。
短いコースは無い!と言われたのですが、(ツアーで来てる人だけ?)実際10分ぐらいのコースの人もいたりと、相変わらずお国柄よくわからない感じ。
象って本当に揺れるんですね。
ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ、と左右に。
はっきり言って乗り心地は悪いです。
象乗り場から少しだけ離れた場所にあるこの遺跡を一周するのが今回のコース。
短いコースはこのまま真っ直ぐ。
私達の20分コースは左折して一周します。
ただ広い空き地をユッサ、ユッサ。
ここで象乗りのおやっさんが世間話をしてきます。
「俺たち象乗りは1分1バーツの給料なんだよね~」
ユッサ、ユッサ、ユッサ、、、
「今回は20分コースだから20バーツ」
ユッサ、ユッサ、ユッサ、、、
「1日5回ぐらいで100バーツ程度」
ユッサ、ユッサ、ユッサ
私が嫌いな事は、マッサージとか何かのサービスを受けている時に身の上話しをしてくる人達!
しかも99%不幸系の話。
子供が学校に入る、とか。 最近客が少なくて収入が、とか。
こっちは気持ちいい時間を過ごしているのだから、チップ多めにちょうだい系の話は本当にしないで欲しい。
象乗りのおやっさんもチップとかなんとかで結局貰ってんでしょ!と思いながらも、象に揺られ遺跡を見ながらおやっさんの収入を頭の中で計算している自分。
そんな時に、「ほら、このブレスレット(可愛い象の)、息子にどうだい? 思い出になるぜ」 と、ポケットから出してくるおやっさん。
拒否する前に食いつく息子。 え~。。。
300バーツらしいが、最近全く交渉する買い物をタイでしてないので相場も分からず。
先程の身の上話効果もあって言い値で買うバカな私。
少しでもおやっさんの生活が楽になれば、、なんて思った私。
そんなこんなのやり取りの内に、コースは終盤に。
最後はこの水の中を歩く。
結構深いのね。
終了。
下りる時に気持ちばかりのチップを渡し、奥様の待つ場所に、、、、
ん?!
んんんん???
チケット売り場の真横におやっさんのブレスレットが売っているじゃないですか!
ま、、、まさか、おやっさん、私達を騙していないよね?!
いや、心優しい象を乗りこなすおやっさんがウソなんてつくわけが・・・。
ドキドキしながら価格を聞くと、、、なんとおやっさんの言い値の3分の1。
多分値切ったらもっと安くなるんじゃないでしょうか。
おやっさん、商売上手だね、、、どこに行っても生きていけるよ。