タイでは車両事故がかなり多いです。
特にバスやトラックなどの大型車両の運転は非常に危険!
飲酒、薬物などでバカになった運転手や、長距離運転でヘトヘトのドライバー達による事故写真がインターネット上でも毎日のようにアップされています。
そんな大型車両に衝突されると、車両も人もわけが分からない程グチャグチャになるわけですが、そうならない為には少しでも自分自身が目立つようにする事が一つの対策だと思います。
そんなわけで悩んだ結果バイクにスポットライトを取り付ける事にしました。
明るさによって大きさと価格が変わります。
R1200gsaでは下の4つから選べます。 本当は一番明るいERICAというメーカーにしたかったのですが、あまりにも大き過ぎてダサい!
そこで大きさも価格もお手頃なDarlaにしました。
タイで正規輸入店は1つ~2つしかないそうですが、今回お世話になったのはノンダブリーにある店。
店と言っても民家の中にあり看板を出しているわけでもないので見つけるのに苦労しました。
呼び鈴を鳴らして敷地に入れて貰います。
BMW専門店との事で、中は順番待ちの車両がゴロゴロ。
一人でしているオーナーのアートさんは体つきも頭もスマートな男性でした。
なんとアメリカのエンブリー・リドル航空大学を卒業し、飛行機の整備が出来るエリートさん。
勿論英語はペラペラです。
壁には各大学などの卒業証明書が。
因みにエアアジアの整備をしていたそうですが、バイクの整備などをし出したら楽しくなって、最近はめっきりこっちが本業になったんだよね、なんて言っていました。
彼自身はこのレトロなBMWに乗ってますが古いバイクも格好いいですよね!
スマートな車体ですので、横に飛び出たエンジンが目立ちます。
2時間ぐらいで終わると聞いていましたので待つことにしました。
さて、取り付け開始!
最近のバイクは全てコンピューター制御されています。
以前カワサキに乗っていた時も、後付スポットライトのお蔭で旅先で電気系統にエラーが出て大変な思いをした事がありました。
このスポットライトは取り付け後、左手にあるマルチコントローラー(縞々模様のダイヤル)で明るさをコントロール・設定出来ます。
電気がつかなかったり、片方しか明るさがコントロールできなかったり試行錯誤で2時間後に完了!
最後は水準器を使って取り付けた2つの角度が同じかを調べているところが、整備士さんだなと感じさせられました。(タイの普通のバイク屋では絶対にしないと思う)
下のスポットライトは純正で元々ついています。
今回は上の2つを増設。
実際に取り付けてみるとこのバイクには小さすぎますね。
ハンドルに近い方のやつです。
こんな小さいの、本当に明るいの!?と不安。
日が沈むのを待ってテストをしてみました。
おおおお!!! これは!
以前は下の純正スポットライトでも明るいと感じていましたが、その明るさがどうでもよくなるくらいの明るさ!
下の写真「レベル1」は後付のスポットライトの明るさを一番小さくした時。
※ 純正スポットライトはOFFにしています。
「レベル2」 は後付けスポットライトの明るさを最小にし、更に純正のスポットライトをOnにした時。
これだけでも結構明るい感じですよね。
※ 因みに後付のスポットライトはフロントライトと同じくOffには出来きず、エンジンをつけたら必ずOnになります。
「レベル3」は後付スポットライトを10段階のマックスレベル10にし、更に純正スポットライトも点灯。
正直明るすぎて対向車に迷惑なレベルですので、少し角度を落とさなければいけません。
一番明るいEricaを買っていたらこれの3倍ぐらいの明るさだったようで、多分点灯をすると夜が昼になるぐらいでしょうか。。真夜中に電灯の無い山中を走るぐらいの人でないと必要無いですね。
とにかくこれで電灯が少なくなるバンコク郊外ではちょっと暗いな~、と感じていた不満が解消されましたので、安心してどの時間帯でも走る事が出来そうです。
~ R1200GSA(LC) スポットライトの設定/使用方法/動作 ~
1. ウインカーボタンを1度押しマルチコントローラーを左に数秒押し続けるとスポットライトが1度点滅します。この点滅後はマルチコントローラーを回す事で明るさを調整出来ます。好みの明るさになったら再度ウインカーボタンを押す事でその明るさがデフォルト設定となります。
2.ハザードボタンを押し続けている間のみスポットライトも一緒に点滅します。
これで対向車へ危険を知らせたりできます。
3.バイクのホーンを鳴らしている間はスポットライトがマックスの明るさになります。