渋滞するよ! と運転手から聞いていたので朝5時に出発しました。
寝ている息子を抱っこして車に運び、方向音痴な私はグーグルマップをナビにしてスタートです。
まさか5時から渋滞はしていないだろう、なんて思っていましたがバンコクからたった80キロのアユタヤを過ぎた辺りで全く動かなくなり先が思いやられます。
しかし渋滞の原因は事故。
やっぱりな。。。という思いです。
微笑みの国タイ、なんてよく聞く言葉ですが、タイ人の運転は最悪の中の更に最悪なレベル。
車に乗ると性格が凶変するのか、それともこれが元々の性格なのか。。
例えば片道4車線であれば一番右と一番左は魔のレーン。
法定内速度が90キロであった場合、仮に右道車線を120キロぐらいで走っていても後部から1メートルぐらいまで接近され、早く行け、早く行けと急かされます。
それでも道を譲らないとパッシング、そしてそれでも意地でも譲らないと、一気に左車線から追い抜かして目の前に入って来ます。
そして抜かされて怒ったドライバーが今度は逆にその車を追い抜かし、最後には事故になる、、、
本当にそんな事故が毎日のように起こっているのです。
今回もその類の事故でしょうか、3台玉突きが2−3件あり、その為に何度か大渋滞に巻き込まれました。
因みに私はそんな短気なタイ人に殺されたくないので、絶対に右車線で走り続けることはなく、基本的には右から数えて2つ目の車線で走るようにしています。
途中で何度か食事やトイレタイムをして到着したのが昼過ぎ。あれ?(事故以外で)思っていたような渋滞はありませんでした。
こんな感じ。
のどかだな〜、気温もちょっと下がっています。
息子も楽しそう。
ホテルにチェックインしようと思いましたが、チェックインは遅い15時から!
ランチで時間つぶしをすることに。
ホテルの近くにあったこの場所。
最初候補の1つでしたが、アゴダで満室だった場所です。
景色いいですね〜。
タイ料理は少なく、洋食メインのメニュー。
でも品数は少ない。。
早速奥様は大好きなビールを注文。
氷が臭いと文句言っていました。
私はタイで初のワイン。
お恥ずかしながら、こんな安いグラスワインですが、え?ワインってこんな美味しいの? と初めて思ったのです。
ボトルを見せてもらい写真を1枚。。
また機会があれば買いましょう。
息子はカオパットアメリカン。(アメリカ風チャーハン)
ナゲットだけは吐きそうなぐらいまずかったです。
外はカリカリ、中は水っぽくてシナシナ、私も人生で初めてレベルのまずさ認定でした。
調子に乗ってステーキ。
安いし柔らかいしでOK。
高いものは美味しいに決まっているので、いかに安くて美味しいものを見つけるか。
これが大切。
食後は敷地内にある空き地へ。
ホテルに泊まらない人はここにテントを置いて寝るようです。
息子は初めてのテントに興味津々。
これを見てから、ずっとテントが欲しいと言っていました。
なんだかんだでここで2時間ほどまったりしたのでそろそろチェックインのお時間。
今回はこのレストランがメイン?のようなホテルでした。
ここから景色を見ながら食事を。
大自然。
駐車場から上を見ると、このホテルより更に上にも宿泊施設がたくさん。
部屋はこんな感じ。
シンプルですが、いい感じ。
トイレ。
でも1点だけケチをつけるとすれば、トイレにはブラインドが部屋側にかかっている為
部屋にいる人がブラインドを開けるとトイレ・シャワー姿が丸見えなんですよね。
予想通り息子は私のトイレ中、シャワー中に外から覗いていました。。
さて、私たち夫婦の楽しみは食事!
美味しいお酒を飲み、美味しいご飯を食べる。
ある意味、それが楽しみで旅行をしています。
そんな大切な食事時に息子が眠いとダダをこねるので、十分夕食まで仮眠をさせました。
そして夕食の時間!!
寝過ぎたようで外は真っ暗。
この明かりは宿泊施設。 結構あるんですね!
メニューを見ましたが、、、あれ?
数種類しかない!
責任者曰く、OPENして数ヶ月の為、まだメニューが揃っていないとか。。。
そんなメニューのせいで一気にテンションが下がり、かと言って真っ暗な山道を飲酒運転するわけにもいかず。
やけ酒?でワインを注文。
あれ?もしかして今回の旅でワインにはまったかも?
うまい!
そんなこんなで不完全燃焼のまま酔いもまわり熟睡。
しかし朝はいつもの習慣で5時ぐらいから目が覚め、シャワーや仕事のメールを済ませドキドキしながら外に出るも。。。
ん。。。?
と〜くに(写真右)海雲?が?ある?
やはり時期が早すぎたか。それともホテルの場所が悪かったのか?
でも気温もほどほどに低く、冬服を楽しむ息子を見ていたら、ま、いいかという気持ちになりました。
奥様も一瞬見ただけで、「化粧してくるね」と部屋に退散。
まあ、、、い〜ですけど。
朝食は全体的にはOKでしたが、8時ぐらいになると結構なハエがいました、やっぱり季節が早すぎたみたいです。
さて、帰るか!!!!
ホテルを出て驚いた事、それは朝9時〜ぐらいなのに、ここに来る人達のレーンはこの渋滞!!!
何キロも続く渋滞を尻目に、私たちは気分良くさよなら〜。
因みに最初予定をしていたけれど満室で行けなかった最高の海雲が見れる場所はこんな感じの渋滞だったそうです。
人より早く行き、人より遅く帰るぐらい時間の余裕を持って行かないと、ただただ渋滞で疲れるだけかもですね。
だってこんなに渋滞していたんじゃバイクで行くメリットないですよね。
帰り道、道端でテントが数百バーツとかなり安くで売っていたので、息子にプレゼント。
早速夜テントで寝ていました。。。
自然が嫌いな奥様は意外と楽しかったようで、「また行きたい!」と言っていました。
そう言って貰えると、バイクでツーリングを諦めて行ってよかったなと感じます。
運転の疲れも家族の笑顔で一気に吹っ飛びますね!