2015.04.2

入国拒否回避の為の緊急業務届け2

更に詳しい情報をお世話になっているお客様から教えて頂きました。

先程の情報と重複する箇所が多々ありますが、ご了承下さい。

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最近、VISA Run(=ビザの取得を逃れるために、1-2日外国に出て戻ってくる行為)に対する規制が強化されております。
日本人ビジネスマンでも本件での入国拒否などの事例が報告されるようになっております。

加えて、労働許可なく出張するビジネスマンに対する規制強化も行われており、出国時にもトラブルが発生しております。

悪質とみなされた場合には、空港イミグレーションで拘束、強制送還という事例も散見されております。(入国時・出国時とも)

本件を回避するために、空港到着後、空港4階にある労務局の窓口にて「緊急業務届(短期労働許可)」をされることを強くお勧めします。
http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/mamechishiki/wp.htm

留意点
1)労務局では短期間のセミナーやミーティングに関しては、本件届出は不要となっておりますが、残念ながら、実務上はそうなっておらず、企業の事務所や工場などに立ち入ったことが防犯カメラの画像などで確認できた場合、不法就労とみなされているようです。=強制送還の対象

2)Faxや電子メールなどでの届出も可能とありますが、提出するだけで、受け付けたかどうかの確認ができません。書類不備などから、受け付けられていないにもかかわらず、労務局からは連絡がないので届出が無効とされたケースがありますので、必ず空港もしくは労務局に本人出頭の上、届け出てください。

スワンナプーム空港4階Pカウンターの裏に労務局窓口があります。
(所要約1-1.5時間。受付は24時間ということになっていますが、午前8時ー午後6時とお考えください。これ以外の時間には担当官はいるものの上司がいないので書類のサインがもらえません。したがって、深夜・早朝便での到着の場合は窓口時間内に本局に届け出ることになります。)

労務局本局はディンデーンにあります。(約半日かかります)
各県の役所にも同様の窓口があります。

3)基本的に本人の出頭が必要です。

4)空港での申請の場合、
・パスポートの入国印とデパーチャーカードのコピーは労務局窓口かインフォメーションカウンターでお願いするようになります。
・空港内では写真が撮れないので、日本から持参してください。
・日本人が単独で申請するのはほぼ不可能です。タイ人スタッフを同伴してください。
・印紙20THBが必要ですが、空港内郵便局で購入可能です。

5)航空便チケットについて
・変更ができないチケットの利用は極力避けてください。
万一、入国できない場合もしくは出国しなければならない場合に、帰り便を捨てることになります。
また、LCC以外での片道切符というのは取りにくい。(スワンナプームにはLCCの就航がほとんどありません。)
したがって、航空券の変更のほうが圧倒的に有利です。

帰り便のチケットがすぐ取れれば自主帰国ということができますが、タイ政府側で航空チケットを手配した場合には、強制送還という扱いになり、以後1-5年間の入国ができなくなります。

正直、かなり厳しいです。

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との事です。

皆様、かなり面倒かも知れませんが、1度経験すると2度目からは簡単に感じるかも知れません。

是非トライしてください。

都レンタカー

代表 瀧澤与希