家が欲しいです。
現在都ちゃんは「マスオさん」状態です。
奥様の家に義理母と一緒に住んでいます。
やはり義理母とは国も年代も生き方も、そう、バックグランドが全て違うので色々と困惑する事が多いのです。
だから自分の家が欲しい!とずっと考えていました。
奥様の希望は【母親と住むこと】。 タイでは日本とは比べものにならない程「親離れ」という言葉には程遠い国です。
日本ではマザコン・ファザコンという言葉がありますが、自分は別に悪い事とは思いません。
日本のように個人主義よりも、自分を産んでくれた両親と一緒に住みたいなんて素晴らしいじゃないですか?
しかし! 24時間狭い空間に顔を突き合わせているのはちょっとしんどい!
そこで、解決方法は1つ。
「二世帯住宅」です。
各々の空間を確保しつつ、身近に住み助け合える。 奥様の希望と自分の希望を完璧に形にしています。
以前から何度も色んな家を見学に行っていましたが、ある事に気が付きました。
それは。。。「タイには二世帯が無い」のです。
(あるけど自分が知らないだけかも知りませんが)
大きな家にメーバーン(家政婦)の部屋があっても、各部屋にトイレやシャワーが付いていても、キッチンは1階に1つしかないのです。
1階を義理母の家、2階、3階を都ファミリーの家にしても、結局料理をする度に1階にいかなくては行けません。
キッチンを増設しようとしても、元々そういう構造になっていない為、2階には設置スペースが無いのです。
では、土地を買って二世帯を注文住宅にすればいいのでは?とも考えましたが、昔から土地を持って一軒家を建てている人はよっぽどの事が無い限り、土地を売って出ていくわけもなく、バンコクの中心に近ければ近い程、購入できる価格で土地なんて売っていません。
(田舎以外のタイでは)現在の新しい住居はが大きく分けて3種類に分かれているのです。
1. アパート
2. コンドミニアム(マンション)
3. 集合住宅
3の集合住宅とは、ある程度の敷地を業者が買い取り、そこを壁で囲み、入口は一つ。
入口にはセキュリティーがいて、出入りをチェックしています。
その囲われた土地の中に、同じような家がズラッと並んでいるのです。
そして共同のプールやジムがあるのです。
※ 家のレベルによってはセキュリティーが無かったり、プールが無かったりします。
価格が高ければ高い程しっかりした内容になっているのです。
集合住宅の中にも、一軒家ばかりがある場所や、横に家がくっついている、タウンハウス・タウンホームなどと呼ばれている物があります。
もちろん一軒家は価格が高く、タウンハウスの方が手が出しやすいのですが、デメリットとしてタウンハウスは隣同士がくっついているので、改築などができません。
イメージが沸かないと思うので、この写真を見てください。
こんな感じ。
そこで、一つのアイデアが出て来たのです。
タウンハウス、2使えばいいんじゃない?
要するに、義理母の家は一階だけ(本人希望)、都ファミリーは、1棟の1階~3階、そして壁をぶち抜き、義理母の家の2階、3階にする。 そうすれば、入口も分かれていて、キッチンも2つ確保。
素晴らしいアイデアです。
小さい写真ですが、昨日見に行った場所はこんな感じです。
上の写真は共同のプールとジム。
自分の理想とは遠いですが、まあまあの見た目でしょうか。
今回狙っているのは道のバーンフェーット(双子の家)と呼ばれる二軒だけがくっついている建物です。
これを2軒購入できれば隣の家のに気を遣わなくてもいいし、ある意味一軒家を手に入れたようなもの。
昨日見学した家は土地込みの2棟で1,200万バーツ程。
共益費が一軒2500バーツ/月らしいですが、思っていたより高いのですね。
2軒買ったら5000バーツ/月か。。。
しかし1200万バーツあればちょっと郊外で3階建てのでっかい家が買えるんですが、同じ価格で小さな家になるなんて、ちょっと寂しいですよね。
でも奥様の希望、義理母の希望、自分の希望など皆の希望が全て叶うわけも無く、何かを選んだら何かを捨てるしかないのです。
勿論家が買えるなんてずっとずっと先の話でしょうが、たまに家を見に行く事で仕事のモチベーションを上げる都ちゃんなのでした。