土曜日に奥様が子供を連れて親戚の家に遊びに行く事がたまにあります。
親戚の家には沢山の玩具や同じ年頃の子供がいるので息子も本当に楽しめる場所の一つなのです。
そんな親戚日は私にとって凄く嬉しい日。
「え~、また行くの~?」 「どうせ帰りは深夜に近くなるんでしょ~?」 と寂しい感じを出しながら、心ではガッツポーズ。
そう。そんな家族のいない日は朝6時頃からオフィスで仕事をして早く終わらせ、お客様からの連絡も入らなくなった14時頃にはツーリングに行けるのです!
前日こっそりと荷物を作り、地図を眺めているとなかなか寝付く事が出来ません。
楽しいのですが、非常に難しいツーリングプラン。
何が難しいかと言えば、「翌日の日曜日、家族(特に息子)が起きる9時半ごろまでには帰宅出来る距離で無くてはいけない」からです。
となると現地を7時半頃出発。 距離にしてバンコクから片道150キロ前後。
あるにはあります。
戦場に架ける橋で有名なカンチャナブリー県。
向日葵で有名なロブリー県。
近場のリゾート、パタヤ!
しかし、14時から少し渋滞している中移動すると到着は17時前後。
もうバイクで観光をする時間ではなくなります。
しかも翌日7時半にはホテルからチェックアウトをするので本当に移動だけのツーリングになるのです。
贅沢な話ですが、物足りません。 (本当に贅沢な話です)
こう言った条件の中最近選んだのはここでした。
ナコンナーヨック県にあるクローンターダーンダム。
ネットで調べるとRCC方式のダムとしては世界最大規模(堤体高90m・堤長2.8km)と書いてありますが、よく理解は出来ませんでした^^;
ナコンナーヨックは自然が多く、その大自然の中で昼は川下りやバギー、夜はバーベキューなどをして楽しめ、タイの大学や社員旅行などでよく行かれる場所の一つなのです。
そんな場所に一人で行っても。。。。と思いましたが悩んでいる時間もなかったのでとにかく出発!
ランシットからひたすら直進でかなり走りやすい道でした。
ダムの壁の下で1枚。
上から見ると先ほどいた場所が小さく見えます。
貯水槽の前で1枚。
相変わらずセクシーです。
カワサキを乗っていた頃、ここに1回来ているんですよね。
実は自分が少しステップアップをしたら、同じ場所に戻って来て原点を振り返る旅が好きなんです。
たまーに、数年前に働いていた会社を朝のツーリングで見に行く、なんてしています。
こんな風景を見ながらボーっとしていると、奥様と来たかったな、なんて思い電話をしてみました。
予想通り 「暑いから嫌だ。。」 との返事でしたが。。
今回のホテルはダムの近くで見つけたPhuiyara Resort Nakhon Nayok
ホームページで見てもわかるように、敷地内にバンガローが沢山あり、団体さん専用といった感じでしょうか。
私は小さな部屋で十分。
中は結構清潔で田舎に多い熱いお湯が出ない、なんて事は無かったです。
特にする事もないので、シャワーを浴びて17時半頃にリゾートのレストランに入りました。
シーン。。。
従業員の方曰く、基本的には団体や家族は部屋の前でバーベキューをして楽しむらしく、レストランはあまり人が来ないとか。
ツーリングは基本一人なので、客がいないんて気にする事無くワインでまったり。
安いから?保存状態が悪いから?
ちょっと酸味がキツく美味しく無かったです。
場所が場所ですので、夜になるとリゾートの外は真っ暗。
そんな中歩いて行ける場所も無く、ほろ酔いの中レストランを後にしましたが、部屋の前でパーティーをしている団体のタイ人に誘われて同席をする事に。
社会人をしながら大学院に通う人達で楽しかったのですが、だんだんと酔いが激しくなってきたので、1時間ほど一緒に楽しみ就寝する事にしました。明日も朝早いし、、
隣に息子がいない部屋で寝るのは広くていいのですが寂しいですね。。
翌朝は7時に朝食に行くも、またシーン。。。状態。
帰宅時間が迫って来ていたのでさっさと食べてチェックアウト。
家に到着したのは息子が起きた時間と同じ9時半でした。
そしてこの時間から家族の時間が始まるという、そんな慌ただしいツーリングでした。