奥様の会社で慰安旅行がありました。
場所はホワヒンを通り過ぎ、カオ・サムロイ・ヨート国立公園の更に奥にあるクイブリーという場所にあるホテル。
どうしてそんな遠い場所を選んだのかは不明ですが、連休で私も息子も時間があったので同行することに。
慰安旅行に同行!? と思われる方もいるかと思いますが、ここはユルいタイ。
会社が手配したバスで一緒に2日間行くか、早く帰りたい人は自分の車で行くか選べるのです。
奥様は2日間も行きたくないそうで、じゃあ一緒に車で行き、2日目は私達で観光しつつ帰って来よう!とう事になったわけです。
勿論同じホテルに泊まる事は出来ませんので、彼女の宿泊先の徒歩圏にある小さなホテルで私と息子とで一泊。
タイの3連休。郊外に行く車でかなりの渋滞が予想されましたので、朝5時過ぎには出発。
一気に距離を伸ばします。
いつもの事ですが、タイの人は運転が荒い!
レース場のように右から左から抜かしてぶっ飛ばす彼ら。。。そして事故を起こして渋滞。
連休の度にそんな状況を目の当たりにします。
少し早目に到着しそうでしたので、ずっと行ってみたかった場所に立ち寄りました。
カオ・サムローイ・ヨード国立公園にある 「クーハーカルハット宮殿」
この国立公園はタイ最古の海洋国立公園で(詳しくはコチラをご覧ください) この中で200年程前に発見された巨大な洞窟の中に作られた記念堂なのです。
こんな画像を見た事はありませんか?
今回はあまり下調べもせず、近くに来たから、という理由で行ったのです。
車から降りてすぐに到着出来るかな、と簡単に考え過ぎていました。。。
到着後、チケットを買います。
写真の奥に見える階段を登り、2キロ程徒歩で山越えをして洞窟のあるふもとまで行くか、
海からボートを使いふもとまで一気に行くか。
選択をしなくてはいけません。
ここで問題なのは、2キロ歩いて目的地に到着するのではなく、2キロ歩いてやっと入口に到着するので、そこから更に洞窟まで片道450メートルぐらいの山登りが続くわけです。
また、船で行った場合、価格が往復400バーツと絶妙な設定。片道200バーツ、2人なら1人100バーツ。 その程度なら船でいいか、と思ってしまいますよね。
かなりの遠浅なので歩いて遠くにある船まで行かなくてはいけません。
小さな蟹さんが沢山。
途中から砂は濡れた粘土のようなドロドロに。
そしてそのぬかるみの中を写真のように膝ぐらいまで水に浸かりながら船に到着。
スニーカーと靴下を脱いで船に乗り、到着後は少し離れた場所にあった洗い場で足を洗って再度靴下とスニーカーを。。。面倒!
山登りをするふもとまで少し歩きましたが、既に奥様は暑い、焼ける、、と諦めモード。
息子も(風邪っぽかったので)抱っこ、、、なんて言い出す始末。
結局この2人はそこにあったレストランで私を待つことに。(いつものパターンです)
さて、気を取り直してスタート!
と気合を入れるも早速の岩だらけの山道。
しかもツルツルの岩は結構滑る。
タイ人はサンダル率が多いですが、スニーカーで登った方がよい感じ。
運動不足でしんどい。。。
心臓がバクバクしていました。
ペットボトルの水を2つ持って来て大正解。
歩く事30分ぐらい?でしょうか。
少し開けた場所に到着。
この先がついに!
これだ~!
昼を過ぎると光が入ってこないと聞きましたが、今回は11時頃だったのでいい感じでした。
座ってユックリとしたかったのです、一度座ってしまうと来た道を戻る力を失ってしまいそうでしたので、写真を数枚撮って直ぐにUターンしました。
因みに今回は学費の助けになるから小学生の男の子のガイドいらない?と誘われ一人頼んだのですが、実際ガイド無しでも全く問題無く到着可能です。
男の子もプロのガイドでは無く、「ただ一緒に歩いてくれるだけ」 レベルです。
ただ、土日に家計を助ける為に働いているのが好感を持てたので私は頼みましたが、200バーツ程度なら別にケチる必要も無いかなと思います。
続く。。。