旅の話ばっかりじゃないですか!? なんて声が聞こえて来ますが
まあ、そう言わないで読んでやってください。
南部から一気にバンコクに戻り、そしてバンコクから約570㌔離れた場所にあるウドンタニまで行きました。
ここは夜の世界で有名な場所だと聞きますが、今回はウドンタニ市内にある一品をお目当てに来たのです。
マニアの間では(?) ちょっと有名なこの屋台ラーメン屋。
日本で修業をしたらしく、日本っぽい味を出しております。
流石に屋台ですので、店舗のように大きな鍋で麺を茹でるわけにはいきませんが、
醤油ラーメン59バーツ、豚骨ラーメン69バーツ、水無料と、かなり良心的な価格です。
自分は豚骨ラーメンを食べました。
いやはや、バンコクのデパートにある日本人が経営していない日本っぽいラーメン屋よりもラーメンっぽいじゃないですか。
遠くから見たら本当にラーメン屋台って感じの店ですよね。
客も結構入れ替わり入っていたので、地元でも人気なのでしょうか。
まだまだ旅は続きます。
次にウドンタニからウラダディットという場所に移動をしたのですが、大きなメイン道路を使って行くのは少しつまらなく、
400㌔ぐらいの山越えをしてみようと思いました。
Iphoneで常にグーグルマップを表示させているので、迷う事は無いでしょう。。
と思っていたのですが、なんと山奥過ぎて電波が入らず、結果迷いに迷って、ガソリンも底をつきかけ、人もいない道を永遠と走り。。。
結果予定していた道を大きくずれて、ラオスとの山道の国境沿いをウロウロとする羽目に。。
道は非常に整備されているのですが、見渡す限り山、山、山ですれ違う車が1台も無いのです。
どこまでこの道が続くのでしょうか。。。と不安にすら感じ、この後の最高に酷い山道は余裕を失い写真を撮る事すら忘れていました。
電波もガソリンも無く、自分がどこにいるのか分からず、人もおらず、永遠と続く山道。
ああ、ここでガソリンが尽きたら誰か次に人が通るまで野宿なのか。。。なんて思いながら半泣きで走りました。
そしてガソリン残りギリギリの状態で何とか町に到着し、見たかったコレを見る事が出来たのでした。
やっと到着。。
これです。これ。
言い伝えでは、タイのアユタヤ王朝と隣国ビルマの戦争の際に、ワットバーンゲーンタイ寺では仏像を作り、その中に貴重な金の仏像を隠したそうです。
1950年、その仏像をさらに覆い隠す形で現在の本尊がレンガなどで作られたとされており、老化して崩れ落ちたレンガの中からこの金の仏像が出て来て見つかったそうです。
何か神秘的ですよね。