私の会社の携帯電話のベルが鳴りました。
「もしもし、都レンタカーです」
「タキザワ サン デスカ??」 とタイ語で女性の声。
営業時間外の電話ですので取引先のタイ人スタッフ様から緊急の予約の電話? と思い要件を聞くも、電波が悪く声が途切れ途切れで電話が切れてしまいました。
しかし相手が可愛らしい子供っぽい声でしたので、 「まさか、いつの日か酔った勢いで他の女性に電話番号を渡してしまったのでは!?」なんて必死で古い記憶の糸をたどりますが、全く記憶に無いのです。
記憶にないままも、「奥様にバレたらどうしよう!修羅場が!」 なんて想像をして一人冷や汗をかきつつも、お客様の可能性もあるので折り返しましたが圏外でつながりませんでした。
ホッと(?)したまま放置していると、しばらくしてから再度電話がかかって来ました。
(タイ語で)「もしもし・・・。タキザワさん?」 「ワタシ、ファンタ」
ファンタちゃん!? 滅多にお酒も飲みに行かない私ですが、過去にファンタちゃんなんて子に出会った日があったのでしょうか?!
「え、、、、と。誰でしょうか?」 と恐る恐る聞くと。
「ワタシ、、、靴を買ってもらったファンタ。。。」
点が線となりました!
私が支援している田舎の中学生、ファンタちゃん(13歳)です!
電話も持っていない子なので、まさか電話が来るとは思ってもいませんでしたのでビックリ!
今回は誰かに電話を借りて先月送った勉強道具やお菓子のお礼がしたかった、と連絡をくれたのでした。
「今まで誰かにこれだけ親切にして貰った事は無い、だからもっともっと勉強を頑張るから本当にありがとう!!」 という内容でした。
勉強道具とは別でクリスマスプレゼント、届いた? と聞きましたが、まだ手元には届いていないらしく、多分今月中には届くと思いますが、きっと喜んでくれる事でしょう。
(そもそもクリスマスプレゼン。トがある事に驚き、喜んでくれていました)
このまま勉強を頑張ってくれたら出来る限り高校、大学までフォローしたいと思います。
やっぱり素直って一番大切ですよね。
興味のある方はEDFまで。