2018.10.17

バンコク都内でBBQ

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タイでキャンプがしたい病。

しかしまだ基本的な道具が揃っていない状態です。

今あるのは主にBBQセットや椅子、机、ナイフ。

そう。肝心なテントが無いのです。

正確に言うと、一つテントを買ったのですが子供と二人で入ると窮屈すぎて寝れない大きさでしたので、あくまでそれはソロキャンプ用に。

息子と行きたいと思うともっと大きなテントが必要みたいです。

と言うことで、まずはこの熱い気持ちだけを沈めようと家の前でBBQをしました。

都会中心部から少し離れた場所とは言え、集合住宅街で煙モクモクのBBQをするのは少し気がひけますが、高級住宅街では無いのでなんとか強行実行。

せっかくですから、普通にガスを使って炭に火をつけても面白く無いですよね。

 

まずは近くのBig-Cスーパーマーケットで麻の紐を3メートルほど購入。

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そして三つ編み状態になっている紐を解いていき、猫の毛の塊になるぐらいまでほぐします。

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この猫の毛に現代版火打ち石で火花を飛ばして着火。

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それに木材店で買ってきた木をナイフで割ったり削ったりした物に火を移して行き、最後に燃えた木の上に炭を入れるわけです。

一緒に住んでいる義理母は「ライターでつけろ」とか「煙が洗濯物に」とか色々とブツブツ言ってましたが、マスオさんな私は聞こえないふりをしてやっと火ができました!

炭に火がつくまでの勢いのある状態の焚き火。勿体無いですよね。

この火を使ってチャークロス(炭布)を作ります。

これは布を燃やして炭化状にし、次回着火剤の役目を果たすのです。

この炭布に少しでも火花が飛ぶと、ジワジワとゆっくり燃えてくれますので、これを使って更に大きな火を作るわけです。

 

作り方は簡単。

空き缶の上に穴を開け、中にジーパンの切れ端を入れて燃やします。

缶の中で燃え切った頃に穴に蓋をして冷めるまで放置。 これだけで完成です。

 

*服などで作ってもいいのですが、ジーパン生地が厚手で一番ジワジワと長く燃えてくれるのです。

↓ 詳しい作り方はこちら ↓

ジーパンを切っていると、また義理母が「服を燃やすのは縁起が悪いからやめなさい。絶対にダメ」などと奥さんに言っています。。。もう勘弁してください(汗)

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時間かけてここまで準備したのに、今さら縁起が、、とかの理由でストップかけないでよ、、と奥さんに言って強行突破。

無事炭布が出来上がりました。

 

さて、次はお湯を沸かしてお茶でも飲みましょう。

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いい味のヤカンでしょ?

チャチュンサオ辺りで購入したんです。

時間をかけて紅茶を作り、奥さんに「どうぞ」とあげましたが、、、、

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「私紅茶嫌いだし」と言って一口も飲まない!

一緒にヤカンを買いに行き、一緒に薪を探し、、やっと出来たお茶ぐらい一口飲んで美味しいと言えないのか!

はぁ、、私の趣味を一緒に楽しんでくれるのは長男だけだぁ。

*ちなみにキャンプとかも嫌いな奥さん。

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そんな友達のような関係の息子とキャッキャ言いながらBBQもスタート。

「パパ、ワインも飲む?」と家の中から安い箱入り赤ワインを持ってきてくれる息子。

冷たい奥さんとは違いお前は優しいなぁ。(父涙)

網で肉を焼いた後は、日本からわざわざ買ってきた横澤鉄板を使い目玉焼きを作ります。

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*リンクはこちらから

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何回も使っていると鉄板に凹凸ができて肉が引っ付かなくなり、更に美味しい焼き物ができるそうです。

使用後は洗剤をつけずに洗い、軽く油を塗って保管することで、ジワジワと鉄板の中に油が染み込み、いい感じに育つわけです。

(その後、義理母が まあ!油でベトベト!と勝手に洗剤で洗ってました。。怒泣)

 

今回は一人用のBBQセットを使ったのですが、全体的には使いやすく、折りたたむと小さな手持ちカバンみちいになり保管もしやすいのでOKでした。

ただ、足の部分がたまにロックが外れてズレてしまい、コテンとこけてしまいました。(5回ほど)

こけた内の1回はお湯を沸かしていた時なので、もう少し息子の反応が遅かったら足に全てかかってしまっていましたので、私的には安全面から0点。もうこれは使わないと思います。

(重い物を乗せたせいかと思いましたが、乗せて無い時にも数回同じ事があったので)

* 商品名はDOPPELGANGER ドッペルギャンガー オヒトリサマバーベキューグリル Q1-262です。

 

これをキャンプ場でできる日は来るのでしょうか。。