先週末は奥様の親友の結婚式に呼ばれて遠くまで行って来ました。
場所は。。。スリン県!
バンコクから約430キロ程離れています。
大切なのはどのルートで行くか?
大型バイクでタイ中を旅行をしていた時期もそうでしたが、ルートを考えている時が一番楽しい。
グーグルマップのストリートビューで道や景色を見ながら想像を膨らませるのです。
1. バンコク → アユタヤ方面 → サラブリ → スリン
2.バンコク → アユタヤ方面 → サラブリ → コラート → ブリラム → スリン
3.バンコク → パタヤー方面 → チャチュンサオ → プラチンブリ → スリン
4.バンコク → パタヤー方面 → チャチュンサオ → サケオ → スリン
大きく分けてこの4つのルートがあります。
因みにバイクで行くならカンボジアの国境近くまで行き、一気に山を抜けてスリン県まで行く4番ルートでしょうか。
しかし、もうすぐ3歳になる息子の事を考えると少しでも早く到着した方が彼の負担にならないという、ある意味既婚者の悲しい現実的なルート1番を選ぶことになりました。
チョックチャイ牧場やカオヤイに行く時はこのルートなので、ある意味通り飽きた道なので、何も面白い発見は有りませんが、コラートの前から右折しスリン県の下まで通る24号線は初めてだったのでちょっとワクワク。
最初は車も少なく片道2車線のマッタリコース。
しかし途中からこんな感じの片道1車線になり。
この写真では車も無くマッタリ行ける様に感じるかも知れません。
しか現実では。。
ちょっとでもユックリ走っていると後ろからどんどん容赦ない追い抜きがあります。
しかも、反対車線から車が来てようと、「余裕をみて追い抜く」 事はしないのです。
下の写真のように、反対車線の車がよけないと正面衝突するギリギリなレベルの追い越し方。
反対車線の車も「お前危ないだろう!」とライトをピカピカとパッシングしていますが、逆に追い抜く側も「お前が邪魔だ!」と言わんばかりにパッシングをしています。。
大型トラック、大型バス、などが次々来るこの道路、かなり怖かったです。
多分性格的に熱くなりやすい人には向いていないと感じました。
因みにスピードですが、120キロぐらいで走っていてもビュン!!と追い抜かされる感じです。。
そんなこんなでドキドキ、ヘトヘト、6時間程でスリン県に到着。
タイラーメンで腹ごしらえ後、チェックイン。
今回は主催者が式をする大きなホテルは親族やある程度の地位の方達で満室の為、そこから7キロ程離れたこの小さなホテルへ。。
ここも主催者が全部屋ブッキングをしてくれて満室状態。
しかも主催者が全額払ってくれていました。
ふつ~の小さなホテル。でも息子はエンジョイ。
運転で疲れたので夕方まで仮眠を取り、慣れないスーツに身を包み会場に行きました。
到着後、ホテルのロビー前には新車のベンツが。。
新郎から新婦へのプレゼント。
タイでは関税が高く、日本の2倍の価格はするんですよね。。
例えばトヨタ・アルファードの最上級グレードなんて500万バーツ程。今のレートでは日本円1800万円近くする高級車だった知っていました?
このベンツ高いんだろうな~、なんて考えながら会場に向かいました。
会場の入口ではこんな感じで新郎、新婦が来客全員と写真を撮ります。
因みに新郎はスリン県の政治家さん、奥様もかなりのお金持ちらしく、VIP同士の結婚だそうです。
奥様と同じ歳なのに政治家なんて凄いですよね。。
会場はこんな感じ。
この写真で会場の5分の1ぐらいでしょうか。
お目当ての食事はこんな感じでした。
いわゆるタイの華僑系の結婚式でスタンダードな「ト・ジン」(直訳すると机・中国) というスタイル。
食事メニューは基本的に同じでした
最初は軽い物から始まり。
通常は魚の胃袋ですが、これは、、、フカヒレ!
魚介類。
器も食べられる、なんて言う名前でしょうか。
白身魚。
スープ。
普通の焼きそばじゃなく、上に何かがかかっていました。
上記したようにメニュー内容は通常のコースと同じですが、いつも他の人の結婚式で食べている味と全く質が違い本当に美味しかったです。
お酒はコップに入ったウイスキーの水割りがお盆に載せられて運ばれて来ます。
この人数分のウイスキーは一体何本だったのでしょうか。
客も美人なハイソな人が多く、インタビューも受けていました。
ここは私の座った席。
女性3人だったので一杯食べられるぞ、なんて考えていた貧乏庶民な私。
ケーキも大きいな~。
新郎新婦の馴れ初めのビデオが流れた後、入場。
薔薇の花ビラがまかれています。
有名な人のスピーチ。
タクシン一族で、タイ王国の元首相。
そんなこんなで時間は進み、最後に両親への挨拶。
そしてそれを見守る写真手前のシークレットサービス。 耳に無線機の線がつながっています。
新郎のお父様とお母様。
セレブって感じがヒシヒシと伝わって来ました。
新郎の家は建設業をしており、両親も息子を政治家にする為に育てていたそうです。
じゃあ、後は楽しんでくださいと、元首相退席。
社員に写っていませんが、護衛が8人ぐらいいました。
その後はタイで有名な演歌歌手が数曲歌い、生バンドが演奏し、アフターパーティーになりましたが、子供向きではないのでホテルに戻りました。
駐車場にあった式に来たお客様送迎のバス。
しっかしタイのバスは派手ですよね。
部屋に着いたら奥様は久しぶりに会った友達と部屋飲みする~と、消えて行きました。
私は子供と就寝。
いや~、初めてのハイソな結婚式。 自分もハイソになった感じで楽しかったです。
~おまけ1~
ホテルにはグーグルカーがありました。
こんな近くでゆっくり見るのは初めて。
中はどうなっているのでしょうか。
パシャリ。。。と盗撮。
中はコンピューターが設置されているだけ(?)のシンプルな感じでした。
~おまけ2~
この土日はブリラムで有名な海外選手がバイクのレースをするとかで、行も帰りも大型バイク野郎を100台は見たと思います。
本当に羨ましい。
多かったのはBMW、カワサキ、ドカティー、ハーレー、トライアンフ
タイの道がこんな感じで永遠と続く直線が多いので、車を運転していると後ろからマフラーの爆音が聞こえて来たな~、と思った瞬間。
次から次への追い抜かされて行きます。
田舎では警察のスピード取り締まりなんて無いので、飛ばす飛ばす。
多分160キロは出ていたと思います。
まあ、こんな道なら飛ばしたくもなりますよね。。
印象に残ったのは、車両価格が高ければ高い程マナーがある。
例えば安い部類に入るカワサキは列を作らず個人個人がアホ見たいに飛ばします。
でも、車両価格100万バーツ前後のBMWやドカティーはしっかり前には先導役が1台、後方にもリーダーが1台いて、先導役は右車線を走っている私の車の前に出て、手で左車線に寄って貰えませんか?と合図。
次々に追い抜かす人も全員が軽く会釈をしてくれます。 なんて気持ちの良い抜かし方なのでしょうか。
そんなこんなで走行距離932キロのプチ旅行は終わったのでした。
あ~、バイク欲しい~!!!!! とまたまたバイクの虫が騒ぎ出しました。。