2014.07.28

( ‘Θ’ ) . 。o O(今日はタイ北部続編3について書く

以前書いた記事の、タイ北部 Pang Ung(パン ウン)に行こう!の続きについて書きます。

 

目的地まで寄り道をし、なかなか到着しませんでしたが遂に!遂に本日到着です。

キャプチャ1

この湖?がある場所です。

ちょっと地図を大きくしてみましょう!

写真 (3)

ほぼタイとのミャンマーとの国境にあります。

いや~、遠くまで来たものだ。。。

細い山道をスタコラ走ると、到着しました。

DSC_0267

 

パウ・ウンの入口。

この村は一本道の両サイドに家が並んでおり、突き当りに湖があるのです。

ええ。ただそれだけなのです。

コンビニなんてありません。

あるのは両サイドの家の敷地に建てられたゲストハウスのみ。

この村の人達は、そのゲストハウスに泊まる客から入るお金を主な収入源にしているようです。

DSC_0359

ゲストハウスと言っても、立派なものではございません。

DSC_0329

こんな感じで、竹などを編んで作った簡易のもの。

DSC_0327

大金出して立派な建物なんて作る余裕はないですよね。

DSC_0330

 

自分が泊まったのはここ。

歩くたびにギシギシと竹がきしみ、ちょっと怖いですがジャンプして遊ばなければ大丈夫!

DSC_0258

まずは腹ごしらえ。 と近くに唯一あったレストランに入りました。

DSC_0257

奥に見えますか? 子供が裸で走り回っています。

田舎だな~。

DSC_0256

 

シーズンオフなので、殆ど他に客はおらず、聞こえるのは虫と風の音だけ。

おビールと肉のツマミを注文し、ただただ何も考えずに座っています。

毎日電話やメールや渋滞の中で生きていると、この何も考えずに座っているだけの時間が贅沢なんです。

DSC_0362

奥にトイレがありましたが、よく田舎で見るオケに水が溜まっており、それをすくって流すやつです。

余談になりますが、タイの田舎のトイレは排水管が細く、大きなう●ちをするとなかなか流れてくれません。

IMG_1515

そして紙も流してしまうと詰まってしまうのです。

写真 2

日本のトイレは世界でも最新のようですので、日本の感覚で海外に出ると本当にとんでもない事になります。

IMG_1519

勿論ウォシュレットなどありませんので、オケですくった水をお尻にかけ、手を使って洗うのです。。。

最初は汚い!と思いましたが、ある意味ウォシュレットが無く、紙だけで拭くよりも綺麗なのかな?と思うようになりました。

 

DSC_0274

夕方に湖周辺を散歩しました。

本当に山に囲まれた場所に湖があるだけなんです。

でも、物で溢れた時代、こうやって何も無い場所にこそ価値があるのかなと思います。

DSC_0320

因みに、この場所はゲストハウスで泊まるもよし、湖の周りでテントを張ってキャンプをするもよし。

DSC_0276

シーズンになるとバイクや車にキャンプセットを積み込み、大自然を楽しみに来る人が沢山いるのです。

DSC_0265

朝になると湖が霧で覆われ、ともて幻想的に。

DSC_0263

一人で撮影会。。。

DSC_0318

と、地元の村の子が話しかけて来ました。

最近の日本だったら、こんな子供とオッサンが話しただけで不審者と思われ警察沙汰になるのでしょうか。。

DSC_0271

ゲストハウスの他に収入源を作らないと生きていけません。

ちょっと余裕のある家ではこうやって簡易のコンビニを作り、駄菓子などを売っています。

ここ、シーズンになると全ての宿が満室になるのです!

ですので、コンビニなどを開けない各家では、軒先で炭で芋や玉子を焼いて売り収入を得ているようです。

IMG_1522

(これはシーズン中の写真ですが、観光客がウロウロしています)

シーズン中は気温が1-2℃になる事もあり、冷えた身体にはこの素朴な焼き芋が美味いんです。。。

しかし、この村。。。電気が使える時間帯が夜の8時~11時(だっけ?)までと決まっているのです。

ですので、携帯などの充電は家の人にお金を払ってして貰わないといけません。

そして、そんなクソ寒い中、水桶に溜まった水しかありませんので、震えながらシャワーをするのですが、希望者にはお湯をヤカンで沸かし売ってくれます。

世の中お金ですね!笑

DSC_0358

見えますか? 家の中で火を作り料理でもしているのでしょうか。。

DSC_0365

電気の無い夜はこうやってバッテリーから電気を引いて明かりを作ります。

DSC_0359

この道が夜になると。。。 ↓

DSC_0337

こんな感じになります。

懐中電灯がないと歩けませんが、もう星が落ちてくるんじゃないかと思うほど綺麗なのです!

写真 1

昼間はこんな感じなのですが。

写真 3

天井もはっきり見えます。

DSC_0350

でも夜はこんな感じに。。。

写真 1

部屋の中には電気がありませんので、こうやってロウソクを使います。

ロウソクがこけたら。。。火事にならないのかな?

写真 2

薄暗い中でトイレをします。

水も冷たいし。。

DSC_0361

早起きして幻想劇な景色を見ようと思っていましたが、連日のバイク旅の疲れからか寝坊をしてしまい、既に辺りは明るくなっていました。

16度。。ちょっと寒かったです。

DSC_0366

朝ごはんをゆっくり一人で食べ、今日はどこを走ろうかと考えます。

こうやってその日の計画をしている時間が最高に幸せ。

でも、この数日間に渡る旅もそろそろ終わりの日が近づいてきましたので、バンコクに向けて南下しながら、また寄り道をしようと思います。

 

ところで、皆さん。

もしご自身で行きたい!と思った方は、チェンマイまでバスで行き、そこで一泊。 そしてそこからメーホンソンまで乗合バスで行き、町に着いたらレンタルバイクを借りてパン・ウンまで行く事ができます!

でもシーズン中はかなり厚着で行って下さい。

山の中をバイクで走ると本当に寒く、また、村の朝晩は雪こそ降りませんが、吐息が白くなるぐらい寒いです!