歯並びが悪く、歯磨きをしても食事の残りが詰まったり、虫歯になりやすかったり、そういった事が原因で将来さらに悪化して治療にお金も時間もとられると言われ、年甲斐もなく矯正をする事になりました。
タイは日本の数倍、数十倍も歯に対する想いが強い国です。
芸能人は歯が命とは違いますが、とにかく歯の矯正をしている人が多く、高校に入ったらまず矯正なんて事もよくあり、芸能人でも普通に矯正をしている人もいます。
そしてそんな矯正がかわいい!なんてなっちゃう国ですので、全く恥ずかしい行為ではないのです。
よくタイ人に「日本人って顔立ちはいいけど歯並び最悪だよね。 芸能人もかわいいのにどうして歯の矯正しないの?あんな歯並びでよくテレビに出れるよね」なんて言われる事があります。
と言っても今年40歳になる中年親父がアグリーベティーのような派手な矯正はしたくありません。
今回選んだのはマウスピース矯正と言われる方法。
自分で上の写真のような物を歯にはめます。
食事の時は外していいのですが、(というか、外さないとうまく噛めない)それ以外はずっとつけているのです。
透明ですので言われなければ気づかれる事はありません。(よかった、、)
1ペアを1週間使用、1年間分作ってもらいます。
1週間後には次の新しいペアーを使用するのですが、見てもわからないぐらい少〜〜〜し形が違う物が作られているようで、これを繰り返し1年間の時間をかけて理想の歯に矯正をするわけです。
全く痛みがなく矯正出来ると言われていましたが、実際3週間経過した感想は。。。
「不便」
これに尽きます。
具体的に言うと、、、
① 間食ができません。
ちょっと小腹が空いたな、と感じてもマウスピースを一回取り、食べた後トイレなどで歯を磨き、マウスピースも磨かないと再度装着出来ない。
面倒で食べる気が失せる。(いい事かも、、、?)
② 気になる
まだ3週間だからかも知れませんが、常に海苔が歯の後ろにへばりついているような感じがして結構気になります。
③ 話にくい。
唇の内側が少しマウスピースに巻き込まれる?感じであまり口を動かしたくなくなります。
そして3週間経過し、次はアタッチメントという物を接着剤(?)で歯につけます。
これは歯とほぼ同色の樹脂を接着して、マウスピースが歯に加える力を調整するのです。
写真ではわかりにくいですが、上下の歯数カ所の表側に小さな山みたいな物を取り付けるのです。
舌で触ると歯が凸凹して気持ち悪いし、食事の時に唇も噛んでしまって痛くて腫れるし。。。
多分余計な凸凹が沢山口の中に出来て上手く噛めないんですよね。
そして1日に可能な限り長く装着が必要ですので、ダラダラと数時間晩酌する事ができなくなりました。
居酒屋に行く事も面倒になり、行っても早く装着しないと、と思って1時間半ほどで撤収。
お陰で人生マックス体重から4キロほど痩せましたが、まだ超肥満レベルなので、この機会にもう5キロ程痩せて中肥満レベルにまで持っていきたいと計画しています。
歯も綺麗になり、痩せて、食費も安くなる。
まあいい事なのでしょうか。