2018.06.19

安らぎの店

私の心の安らぎの場所。

バンコクで一人で飲みに行く時の約90パーセントはここでした

もう10年は通っている場所。

思い出せば昔タイの南部で仕事をしていた時、バンコクに遊びに来る度にここでご飯を食べるのを楽しみにしていました。

 

メニューを携帯電話で撮影し、眺めては今日は何を食べようかな、、、なんて想像していました。

通常はパリパリだったり、フニャフニャだったりする鳥皮。

でもここは焼き芋を食べているかのような食感。

そう。強いて言えば「パリモフ!」という感じ。

「モフ」があるんです!

串にグルグルと巻き付くように巻かれた皮。

それを火で焼く、というより煙で燻しながら焼いているからでしょうか。

人生40年で出会った中でダントツNo,1の鳥皮ココにあり!

1994年8月開業。

なんと24年間も日本食激戦区で営業しているなんて、脱帽です!

店内は煙モクモク(私の頼む鳥皮が原因?)非常にレトロな作りで汚れていますが、無煙で綺麗な焼き鳥屋より煙まみれの方が食欲が湧いて来ます。

オーナーはお客様の名前や話を一度聞いたら絶対に忘れない。 (手元のメモなどにメモっているほどの努力家!)

カウンターはいつも常連客で賑わい。

静かに食べたい人は店内に溢れる漫画で時の流れを忘れられる。

愛想の良いミャンマー人の店員。

古い物件なので一部床がたるみ、ある部分だけグニャっと沈むアトラクション。

たまに壊れる大きなクーラー。

運が良ければ常連さんが持って来るお土産をカウンター席の人はおすそ分けして貰える。

そんな私の激愛する場所。

アソークの焼き鳥「夢路」が都合により閉店となりました。

理由は契約更新ができない、などでしょうか。

(タイはオーナーの力が非常に強く、いきなりオーナー都合で「契約打ち切り、出て言ってね」なんてよくある話)

しかし夢路は新しい店舗を探しているそうで、私的には一安心。

どこに店舗を構えようと私は行きます。

心から愛している店ですから。

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