2016.02.23

ピロック(カンチャナブリ)①

連休に久しぶりの遠出をしてきました。

場所はカンチャナブリのピロックという山の中にある小さな町です。

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バンコクから距離にして約360キロ前後。 グーグルマップでは約5時間半と表示されていました。

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早朝5時出発を目標としていましたが、現地で1泊で子供会えない為、前日は一緒に遊びながら荷造りをして比較的遅くまで起きてしまい1時間遅れの6時出発。

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バンコクから隣接する県に行くまでの道は渋滞が酷く面白味も無い。本当に飽き飽きです。

ですので早朝の内に一気にバンコクを出てしまいます。

バンコクから遠くなればなるほど車も少なく走りやすい道になります。

ピックアップトラックに乗っている布で包まれた仏像。。

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カンチャナブリの戦場に架ける橋も何度も行ったので立ち寄らず通り過ぎます。

景色は段々と山ばかりになってきました。 バンコクと違い本当に気持ちい。

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ピロックへの看板も見えて来ました。

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天気がいい。

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象に注意の看板。 注意と言っても出て来たらもうおしまいだと思う。

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ピロックへの道はカーブの多いかなり激しく、しかも悪路が続く山道だそうで、大丈夫かな?と心配していました。

車で色んな場所へ行かれている方のブログにピロック(Pilok)へ続く道の写真が数枚載っていました。

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これは酷い。 行けるのかな!?

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と不安を感じながら走っていると、1部砂利道になってきました。

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砂の道もあり。

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前を走る車の砂埃が酷い。

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と、思っていましたが、舗装されていない場所はほんの数か所。

基本的には整備されて綺麗な道でした。

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途中で小さな山小屋に警備員が一人座っていましたが、な~~~んにもないこんな山道に一人1日座っているって凄い事ですよね。私なら気が狂いそう。

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ただ、舗装はされていますが、カーブの場所に砂が結構落ちていてかなり集中しないと後輪が滑ってしまいそう。 そしてガードレールが無い場所が多く、下は永遠と続いてそうな崖。 滑って行って転落したらまず誰に気付かれずに骨になるまで放置されるかも知れません。

なんて想像をしている内に到着!

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12時ぐらいに到着しましたので、バンコクからの距離は350キロ、約6時間でした。

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今回は1週間前に予約をし始めたので、空きがあるゲストハウスはここの1室のみでした。

しかもキャンセル待ち状態でしたが、運よくキャンセルが出たのです。

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この写真はオーナーの住居。

この横の階段を登ると小さな部屋が数部屋ありました。

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ゲストハウスの横にある真っ直ぐの道。 ここがこの町(村?)のメインストリート。

と言うか、ここの道だけがレストランや宿泊施設のある場所。。

小さな小さな町(村)です。

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クーラー無しの小さな部屋。

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年末年始は寒くなるのでしょうか。電気を使ったお湯マシーンでは無く、ガス使用でした。

ガス使用のマシーンはかなり高温のお湯が出ます。

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近くを少し探索。

この下に向かって見えるのがミャンマー。

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お寺などもありましたが、空腹を満たす為にまずは食事をする事に。

かなりの数のバイカーがいました。

色んな種類のバイクを眺めながらまずはビールを。

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結構ノーストップで来たので喉の渇きから水のようにグイグイと飲んでしまいました。

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バイカーで一人で来ている人はあまりいなそうです。

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以前同じくミャンマーとの国境近く、チェンマイの山奥に行った時もキノコ料理がありましたが、これってミャンマー料理なのでしょうか。。

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暑さから一気にビールを3本飲んでしまい頭が痛くなってきたので昼寝をする事に。

エアコンの無い部屋で寝るなんて昔バックパッカーをしていた頃以来かも知れません。

熱くて寝れないかと思っていましたが風も冷たく日本でいうところの秋。

こんな時間からいい気持で寝るのはいつぶりでしょうか。

仮眠程度のつもりでしたが熟睡してしまい起きたのが18時前。

確かゲストハウスの人はこの村では20時になったらレストランも全部閉まると言っていたのを思い出し、急いで外に出て散歩をします。

村にある貯水池。

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ゲストハウス。

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既に観光地化されていて、結構オシャレな作りでした。

いい収入源になっているのでしょう。

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何処に行ってもこの写真を見かけます。

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このぶら下がっているの、何でしょうか?

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(予想では昔は)畑しか収入がなかった村人ですが、こんな物が1個15バーツ〜20バーツで売れちゃうんですから。私も買いましたが。。

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最近どこに行っても見かけるその地方の名前が入ったご当地T-シャツ。

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絵葉書も定番です。

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カフェ。

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都会から来る人は何もないような田舎を求めて来ますが、こんな山奥のミャンマーとの国境に来ても既に観光地化されている。

都会の様にならないで、、、なんて想いは私たちのエゴ。実際に住んでいる人達にとっては少しでも観光地化され収入が増え、便利な生活をしたいですよね。

その気持ちはわかりますが、何処に行っても同じような感じで歯がゆい気持ちは捨てきれません。

小さな村ですので、すぐに見る場所も無くなり、全くお腹が空いていない状態からレストランに入って小瓶のウイスキーを注文しました。

まったくお腹が空いていないのですが、20時から何も食べる物が無い!と思うと欲張って注文してしまう意地汚い私。

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イカの炒め物。

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エビとマメ。

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チビチビ飲むか、、と思いましたがちょっと飲んだだけで昼の頭痛が戻ってきてしまい。

さらに腹痛の足音も聞こえてきた後、村中が停電となり闇鍋状態。

見えない中、知らない間ゴキブリとか皿に入っていたら嫌だな~、なんてまた下らない想像を。

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※この写真はカメラをナイトモードで撮影していますが、実際は手元が見えないくらいでした。

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段々と腹痛が酷くなってきたので取りあえず残りを一気に食べて手探りで部屋に戻ります。

食べ過ぎでしょうか、頭痛と腹痛に加え、気分も悪くなりさっき食べた物を一気に暗闇の中で逆流。

19時過ぎから寝てしまったのです。

 

22時頃体調も回復し、お腹も空いて来たので持って来たガスコンロでチキンラーメンを食します。

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実はキャンプっぽい事をツーリング先でしたかったので、結構前に買ったんですよね。

部屋の中では少し味気ないので今度は外で作ってみよう。

22時。

ちょっとだけ散歩をしました。

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肌寒い。この肌への冷たい感触。ずっとタイにいるので凄く懐かしい気持にさせられます。

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静まった空間。

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ゲストハウスの前。

誰もいません。

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歩くと結構な数のバイクを発見。

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タイでのBMWは支持層が厚いのです!

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写真は撮っていませんが、ゲストハウスの前で持ち込んだつまみを食べながら酒を飲んでいる人達が結構いました。

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風が本当に気持ちいい。

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どこからか風に乗って聞こえる笑い声と音楽。

こういう何もない場所は酒を囲み仲間たちと来ればもっと楽しいのかも知れません。

ちょっとだけ寂しいですが、でも、、やっぱり一人が楽でいいんですよね。

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続く・・・・・・